一体何をするのが大事か、マネジメントの仕事

私はサーバーワークスで部長をしています。経緯は忘れましたがぶちょおと呼ばれています。

部長なのでマネジメントをしているのですが、個人的にあまりマネジメントをしている実感がなく、プレイヤーも好きなのでプレイングマネージャーをやっていることもあって、あまり意識していなかったのだと思います。ただ新任のマネージャーも増えてきたため、彼らが試行錯誤をしているのを見て、私のマネジメントってどうだったかなと考える機会がありました。というわけで現場マネジメント寄りの話しです。

 

結論から言うと結局は方向性を揃えるくらいしかやっていないなと。ただ方向性を揃えることがとても重要だとも感じました。

方向性とはもちろん会社の方向性であって、各メンバーがその方向に向かって仕事をしているかが大事です。この方向性って意外と難しくて、当然全体の方向は代表からとかちょいちょい共有していますが、やっぱり微妙に認識が違ってたりします。また、もちろんその先にはメンバー自身のスキルアップの方向性ともバランスしていることも必要ですが、個人的にはほんの少し会社の方向性を優先した方がよいと思います。理由は後ほど。

 

いろいろなメンバーを見てきて、方向性がずれる場合もいきなり明後日の方向にいく人は少なくて、少しずつ、少しずつズレます。これをほっておくと大きなズレになります。大きなズレになってくるとどうなるかというと、自分のやっていることは正しいはずなのに、なぜか社内で浮きはじめ、コミュニケーションロスが発生し、争うようになり、イライラし、モチベーションも下がり、結果も出にくく、もし結果が出ても長続きしません、たまたまです。こういうときは周りから見ても何故今その仕事?ちょっとそれ違くね?みたいな印象があるようです。

ズレるのはほんの少しずつなんです。そのズレを調整するのがマネジメントの大事な仕事です。これはマネジメントする立場の方が方向性が見やすいからです。例えば私は、おそらく代表とは最も会話をしているし、他のマネージャーと会話する機会も多く、他チームの課題や案件の話しも聞きます。縦と横のコミュニケーションが多いので会社の方向性は見やすいです。で、その方向と照らし合わせて、ほんのちょっとずつ方向性を調整します。

ではどう方向性を調整するのかというと、主には本人との定期的な会話による摺り合わせが大事ですが、それだけではなく、例えば横連携や縦連携などの同じ組織でも根回しが難しいときはその部分を支援したりきっかけを作ったり、難しい商談・案件には実支援することもあります。ちなみに根回しをしやすいのもマネジメントです、理由は上述のとおり。

 

ここで匙加減が難しいのが、どの程度方向性を調整して、どの程度支援するかということですが、私の感覚としては最低限でよいと考えています。ただし最低限ではあるものの定期的が大事です。基本的にマネージャーに得意分野があるように、メンバーにも得意分野があって、勝手に走らせた方が速いです。ただ、ちょっとだけ方向性を注意すればよいというイメージです。

先に出た、会社の方向性を少しだけ優先した方がよい理由は、結果が出た方が結局は個人の能力伸長に繋がり、前向きになり次に繋がるからです。あくまで確率の話しですが方向性を整えた方がいわゆる全社一丸になりやすく結果も出やすいですよね。少なくとも勝手に自分のやりたいように仕事して、制御する人もいなく、周りとのコミュニケーションも全くなく成果を継続的に出している人を見たことはありません。

 

まとめると、

  • マネジメントの仕事は方向性を整えること
  • メンバーには勝手に走らせた方が速いことを認識すること
  • ほんの少しを定期的に行うこと

が少なくとも私たちの会社規模のマネジメントの大事な仕事かなと。

ではでは。