re:invent 2025のEXPOを雰囲気で解説します
本記事はサーバーワークス Advent Calendar 2025 (シリーズ 1)の24日目の記事です。
はじめに
re:Inventは2012年の第一回から参加しています。皆勤賞ではありませんがほぼ毎年出ています。
毎年楽しみにしているのがEXPOという展示会場です。巨大です。最近はどういうサービスが流行ってきているのか、各ベンダーはどのような打ち出し方をしているのか、楽しく見つつ、傾向を勝手に想像しています。
10年間のトレンド変遷:MSPからAIへ
10年超見ているなかでうろ覚えですが、傾向は以下のように移り変わっています。
MSP → BI → DWH → オブザーバビリティ → コンテナセキュリティ → マルチクラウド → FinOps → CSPM → AI
年度は書きませんがなんとなくの印象です。
好立地に初見の「Poolside」
今年は生成AI関連増えましたね。入口すぐにPoolsideというサービスが出展していて、いきなり全く知らないサービスがかなりよい場所を取っていたので驚きました。このサービスはAIコーディングアシスタントサービスにセキュリティが加わっていて、VPC内でモデルも含めて完結する特徴があるようです。GitHub CopilotやClaude Codeと競合しています。ただ、強みは違うみたいですね。
加えてAnthropic(Poolsideの隣でした)やNVIDIAなどのサービスがよい場所を抑えていて、力の入りようが想像できます。

データベースの熱気と、一段落したFinOps
Databricksは今年かなりブースが大きくなりました。RedisやMongoDBなどDBサービスも大きく出しているところは、4月に参加したGoogle Cloud Next Las Vegasとも違う感じがします。
一方で、FinOpsは一段落したようです。
メジャーなところが出ていなかったか、出ていたとしても小さくなっているようです。なんとなく、一段落しちゃったかなぁという印象でした。トレンドがコスト削減からAI投資になっているんだろうなと。


セキュリティベンダーの戦略変化
セキュリティベンダーも変わってきています。CrowdStrikeやWizがよい位置を抑えつつ、毎年必ず出ていた大手セキュリティベンダーは出展していませんでした。
ただこれは勢いがなくなったということではなく、別のホテルでエグゼクティブイベントをやっていたようですので、マスへのアピールよりも注力顧客の獲得にターゲッティングをしたマーケティング戦略のようです。
オブザーバビリティも少し変化が
それとオブザーバビリティも増えたというか、気持ち新規が多かった印象です。
既存のサービスと何が違うのかを聞いてみたところ、エージェントレスとかAIとかそのあたりが差別化として新しく立ち上げているようで、このあたりもいきなり日本には来ないと思いますが今後の動向は要注目ですね。
おわりに
来年もAIの傾向は続きそうですが、今年からAIセキュリティが増えてきたのを見ると、また来年は特に生成AIの進化に伴い新しいサービスカテゴリも出てきそうで楽しみですね。
以上、今年の妄想でした。
ハンバーガーと肉
今年も食べました。とても美味しかったですがしばらくは和食に徹しようと思います。




新生G-genへの道 - 会社合併の振り返り
この記事は サーバーワークス - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiita の 12/24の記事です。
今年の7月にG-genとトップゲートが合併しました。まだまだ道半ばですが良い経験をさせてもらいましたので少しアウトプットしてみます。
両社の特徴
G-gen(以下、旧GG)
3年前に立ち上げたGoogle Cloud / Workspace専業会社です。私が代表ですのでビジネスモデルや社内ルールや文化や強みなどなどもサーバーワークス流にとても近い感じになっています。
トップゲート(以下、旧TG)
Google Cloud業界で何度もアワードを獲得し長らく存在感を出している会社です。創業者の急逝をきっかけに色々とあったようなのですが、その後の経営メンバーがリカバリしています。そして2年前にサーバーワークスが買収しています。
続きを読むサーバーワークスにおける営業のキャリアプラン
この前スノボ行ったら腹筋を痛めて5日経っても完治しませんでした。筋肉痛じゃなかったのだろか。
私は転職して業界を一度変えましたが新卒から営業ですので営業歴はたぶん24年です。極度の人見知りで人と話すことが苦手な私でも24年やると多少は売上をあげてきました。そんななか私たちの社内では新卒の方が営業職はそのあとのキャリアがイメージし辛いという声は直接は聞いてませんが雰囲気を感じたので書いてみます。
私のことを少しだけご紹介
営業24年とはいっても初めから営業は希望していないし、大学の成績が悪くて(食品の)開発職に受かるはずもなく営業職で内定頂きました。言い訳します、大学にはほとんど行かなかったからです。
以下の性格はあと付けですが、短所は長所と紙一重なのかもしれません。

営業スタート時にやっていたこと
話すことが苦手なので、話す内容が全く思いつかず紙に書いて丸暗記です。大概失敗するので、こう説明した方が興味を持ってくれたなとか、こういう質問も想定した方がよかったなとか、毎回毎回反省しきりでした。
ただ、新規開拓担当にアサインされて自分でゼロから考えることが多かったのは今となっては運がよかった気がします。書いてて思いましたが人見知りが新規開拓営業ってだいぶ相性悪そうですが当時は気が付きませんでした。やり続けてみないとわからないもんですね。

サーバーワークスの営業とは
サーバーワークスの営業の話に戻ります。
クラウドを売っているので営業と聞いてよくイメージされる御用聞き営業は一切ありません。いわゆるソリューション営業ですがサーバーワークスの営業は提案書もほぼ全部書くので顧客を理解し顧客に提案し続けることを繰り返しています。
営業はお客様のニーズを掴み、お客様が喜ぶ提案をして受注することが仕事です。押し売りではありません、喜ばない提案はしません。お客様のことを考える量と作成する提案書の量と説明する提案の量と、そのための営業技術の理解と実践の数が最も多い職種といってよいでしょう。
どんなスキルがつくのか
自然と顧客ニーズを掴む能力は上がります。それからどう提案するかを考える能力が上がります。その後に提案書をつくる能力があがります。そして説明する能力があがります。更に営業は社内でもハブになりやすいので調整能力がつきます。
具体的には以下ができるようになります。
- 顧客ニーズを読み提案し説明して調整するという能力は本質的にPMで必要な能力です、この能力は格段に上げることができるでしょう。知らないうちにスムーズにPM業務を行えるようになります。
- コンサルティングもできるでしょう。
- 顧客心理を読む訓練を積んでいるため、メンバー心理も読む訓練が付きます。そうするとマネージメントスキルの基礎も付きます。
- 顧客を考える時間が多いため、ビジネス能力・経営能力もつくでしょう。
技術力は必要なのか
技術力は必要です。技術力がないと提案ができません。ただしじゃあエンジニアからスタートした方がよいと考えるのは短絡的です。エンジニアに入ると営業にスキルがつきはじめるのが遅れます。この数年を挽回することが簡単であるほど営業は甘くありません。
そうすると営業で技術をつける必要があります。数年前まで私の口癖は「営業が技術でエンジニアに負けるな」でした。エンジニアは技術を追ってますので世の中そんなに甘くありませんが、営業に必要な技術力はエンジニアに必要な技術力とは異なります。営業は浅くて広いです。

繰り返しますが、営業は広くて浅い技術知見が必要です。これはコンサルやPMやマネージメントに近いかもしれません。誤解がないように補足すると、知らないではいけません。広くて浅い知見はしっかり抑える必要があります。でもエンジニアの深さに比べたら全然楽です。こういうことができる、こういう仕組み、こう組み合わせられる、こういうケースで使える、こういう作業は大変、を抑えます。こういった理解を早めるためには基礎技術を抑えることが有効ですね。
営業のキャリアプラン
サーバーワークスの営業をやっていれば、PMになれます、コンサルになれます、管理職にもなれます。そして顧客接点が多ければ人脈もつくれます。
でもいろいろ書いといて結局どの職種であっても自分の努力次第ですね。考え続ける、経験し続ける、勉強し続ける、これが大事ですね。
というわけで最後に宣伝します。サーバーワークスの営業にご興味のある方、新卒でも中途でも両方たくさん募集してますのでぜひご検討ください。
DXを成功に導くクラウド活用推進ガイドを読みつつ少し私見
読みました。著者がとても豪華です。
CCoEの支援はサーバーワークスでもやってますので著者の皆さんが深くお客様と向き合いCCoE支援を実践されていることがとても理解できます。特に以下の3点はさすがの内容でした。
- DXとクラウドの関係
私もたまにお客様に話しますが、クラウドの導入はあくまで手段であって、目的はお客様のDXの達成、もっと言うとお客様のビジネスの成功であって、クラウドを導入することでITシステムの柔軟性とスピードを手に入れDXを実現しやすくします。この本ではその関係性をより具体的に書かれています。 - 自由と統制のバランス
バイモーダルにおけるモード1とモード2ですね。両方大事なので遠山さんの意見に激しく同意して首がもげそうでした。 - 内製化とアウトソースのバランス
内製化って流行ってますが目的ではありません。ただ少なくともシステムをちゃんと理解する必要はお客様にもあると考えています。それ以上はお客様のリソースやビジネス方針によって変わり、理想形はお客様によって異なります。この本ではわかりやすい図もあって伊藤さん参考にさせて頂きます。インスパイアします。